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経済なんでも研究会
サタデー自習室 -- 金融緩和政策の限界 ③
2012-11-24-Sat  CATEGORY: 政治・経済
◇ 金利はもう下げられない = 日銀はどのようにして金利を動かすのだろう。かつて日本経済が活況を呈していたときは資金不足だったために、日銀が市中の銀行におカネを貸し出していた。その金利を公定歩合と言い、この金利を上下することで銀行の貸し出し・預金金利や住宅ローン金利までがいっせいに変動した。効力は絶大で、景気に対する影響力もきわめて大きかった。

ところが低成長期に入ると資金需要が減って、公定歩合操作は有効に機能しなくなった。このため日銀は、金融機関同士が貸し借りする短期金融市場への資金供給を調節する手段に切り替えている。この市場金利を無担保コール翌日物金利と言い、08年12月以降はほぼ0.1%に。これ以上は下げる余地がないので「ゼロ金利政策」と呼ばれている。

また日銀は、その他の金融市場にも積極的に介入している。たとえば国債や手形を売買する市場で、日銀が国債や手形を買えば相場は上がって金利は下がる。これを公開市場操作と言う。一種の量的な調節だが、その目標は市中の金利を操作することにある。最近の傾向は、買って金利を下げる操作の連続だ。

いまは世界的に景気が悪い。したがって先進国の金利は、どこでも最低水準に下がっている。たとえばアメリカは0.25%、ユーロ圏は0.75%だ。新興国も経済成長の鈍化に直面して金利を下げているが、まだその水準は高い。たとえばブラジルは7.25%である。


                               (続きは来週サタデー)

    ≪22日の日経平均 = 上げ +144.28円≫

    【今週の日経平均予想 = 3勝1敗】

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