◇ 金融緩和離れしたNY? = ダウ平均は先週151ドルの値上がり。週央には昨年末に付けた史上最高値を、ちょうど4か月ぶりに更新した。ピークにさしかかった決算発表が予想を上回る内容になっていることが、株価を押し上げる原動力となっている。またアメリカ経済の先行き見通しが好転していることも、株価を下支えした。
週末に発表された雇用統計は、予想をはるかに上回る内容だった。ところが、こうした実体経済の好転を示す材料が出ても、今回は金融緩和政策の縮小を警戒する声は全く聞かれなかった。それどころかFRBが30日に緩和政策の縮小を決定しても、市場はそれだけ経済の回復が進行しているというFRBの説明を素直に受け入れている。この変化は今後の市場動向をみるうえで、大きな要素になるに違いない。
連休の影響もあって、東京市場は元気がない。日経平均は先週28円の値上がり。ダウが4か月前の史上最高値を取り戻したのに対し、日経平均はこの4か月間で1800円以上も下落した。企業の決算内容は、アメリカよりも日本の方がいい。消費増税にもかかわらず、今後の景気見通しも悪くはない。連休明けには、この遅れを取り返す動きが表れるのだろうか。
今週は9日に、3月の景気動向指数。アメリカでは6日に、3月の貿易統計が発表された。また中国が7日に、4月のHSBCサービス業PMI。8日に、4月の貿易統計。9日に、4月の生産者物価と消費者物価を発表する。
≪7日の日経平均は? 予想 = 下げ≫
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週末に発表された雇用統計は、予想をはるかに上回る内容だった。ところが、こうした実体経済の好転を示す材料が出ても、今回は金融緩和政策の縮小を警戒する声は全く聞かれなかった。それどころかFRBが30日に緩和政策の縮小を決定しても、市場はそれだけ経済の回復が進行しているというFRBの説明を素直に受け入れている。この変化は今後の市場動向をみるうえで、大きな要素になるに違いない。
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今週は9日に、3月の景気動向指数。アメリカでは6日に、3月の貿易統計が発表された。また中国が7日に、4月のHSBCサービス業PMI。8日に、4月の貿易統計。9日に、4月の生産者物価と消費者物価を発表する。
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