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経済なんでも研究会
“合意なき離脱”に猛進 / イギリス (上)
2019-09-05-Thu  CATEGORY: 政治・経済
◇ ジョンソン首相の異常な執念 = 「何があっても10月31日には、EUから離脱する」と、叫び続けてきたジョンソン首相。これに対して「合意なき離脱には反対」の、野党を中心とする一大勢力。イギリスでは、この両派がEU離脱を巡って最後の攻防戦を展開しようとしている。残された日は少ないが、その行方はいぜん混とん。見通しは全く立たない。

ジョンソン首相の“奇策”が、大きな議論を巻き起こした。夏休みが終わってイギリス議会は、9月3日に再開された。しかしジョンソン首相は10日ごろに再び議会を休会し、10月14日まで開かないことを決定。これはこの3月に、野党が出した「合意なき離脱の回避」動議が成立し、メイ前首相が動きを封じられてしまったことの二の舞を避けるための異常な手段。「民主主義の自殺行為」だとか「憲法違反」の批判も巻き起こったが、ジョンソン首相はどこ吹く風と受け流した。

だが野党側も負けてはいない。3日に再開した議会に、すかさず「離脱の延期を政府に義務付ける」動議を提出。与党からも造反者が出て、あっさり可決された。この動議は法案化されて審議されるが、成立する可能性はきわめて大きい。その場合、ジョンソン首相は解散・総選挙に踏み切る方針だ。ただ解散の前倒しには、下院の3分の2の賛成が必要。現状では、結果を予測できないという。

仮に総選挙が行われるとすれば、これは“合意なき離脱”の是非を問う国民投票と同じことになる。もしジョンソン氏の率いる与党が勝てば、“合意なき離脱”の実行は確定的に。逆に野党が勝てば、“秩序ある離脱”を求めて、イギリスはまたまたEU側と交渉しなければならない。総選挙になるとすれば、投票日は10月14日になる予定だ。

                              (続きは明日)

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