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経済なんでも研究会
秘かに 量的金融緩和を終了 : 日銀 (下)
2019-11-22-Fri  CATEGORY: 政治・経済
◇ すべてはアベノミックスのために? = 日銀が市場から買い入れる国債の量を縮小すると、金利は上がりやすくなる。すると為替市場では、円が買われる。日銀としてはそれが怖いから、大きな声で国債買い入れの減額を吹聴はできない。幸いなことに、最近は外国人投資家が日本国債の購入を増やしている。それを頼みに、日銀はこっそりと買い入れ額を減らしているのが現状だ。

ETF(上場投資信託)についてみると、日銀は11月19日まで27日間にわたって完全に購入を停止した。株価が上昇基調にあるので、購入を止めたのかもしれない。しかし午前中に株価が大きく下げても買い出動しなかったのは、やや奇異にみえる。ETF全体の7割を保有し、株式市場への副作用が目立ち始めたから止めたのかもしれない。

日銀の意図するところは、別にあるような気もする。世界経済は、いま明らかに下り坂。日本経済も消費増税の影響で、10-12月期はマイナス成長を避けられそうにない。オリンピック需要の欠落もあるので、安倍首相は新たな景気対策の作成を、関係各省庁に指示したところだ。災害復旧の補正予算を含めると、財政支出の拡大規模は10兆円を下らないだろう。

そこに金融緩和が加われば、第2次アベノミックスの形が構築できる。日銀はこれに備えて、国債やETFの買い入れを減額しているのではないか。たとえば80兆円を予定していた国債の購入を40兆円に減らしておけば、その分を来年に持ち越すことができる。ETFも4兆円に縮小しておけば、2兆円を繰り越すことが出来るわけだ。そうして第2次アベノミックスで再び景気の浮揚を図るのはいいが、柳の下に2匹目のどじょうがいるかどうか。

       ≪21日の日経平均 = 下げ -109.99円≫

       ≪22日の日経平均は? 予想 =下げ


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