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経済なんでも研究会
“トランプ流”の 先を読む (下)
2020-01-24-Fri  CATEGORY: 政治・経済
◇ すべては大統領選挙のために = いまトランプ大統領の頭のなかは、11月の大統領選挙でいっぱいだ。その視点でみると、今回の米中“第1段階”の合意も、トランプ大統領にとっては不可欠だったことが判る。民主党が候補者選びを始めたこのときに大きな“得点”をあげれば、選挙民に存在感をアピ-ルできるからだ。株価も上昇するから、経営者も投資家も喜んでくれる。

だが大統領選挙は11月3日。まだ時間がある。投票日が近づいた9-10月ごろに、もう1度なにか“戦果”をあげる必要があるだろう。そのためには3-5月ごろ、いったん状況を悪化させておかなければならない。緊張を強めておいて、一気に緊張を解く。この戦術はこれまで中国だけではなく、各国との外交交渉で使って成果をあげている。

では、どうやって緊張を強めるのか。たとえば5月ごろになれば、中国が本当にアメリカ製品の輸入を増やしているかどうかが判明する。増え方が十分でなければ、また関税を引き上げるぞと脅せばいい。もし輸入が順調に増えていたら、中国に“第2段階”の交渉に乗り気がないと文句を付けよう。緊張を生み出す口実は、いくらでもある。

こうして秋口になったら、ムリにでも合意を取り付けて緊張を解除する。人々は安心し、株価も上昇する。そんな状態で、投票日を迎えるのが最も望ましい。ただ注意すべきことは、選挙戦の途中で劣勢にならないこと。再選が難しい状況になると、中国も様子見に転じて言うことをきかなくなる。すると緊張を解除できなくなってしまうかもしれない。ー-トランプ大統領の頭のなかである。

       ≪23日の日経平均 = 下げ -235.91円≫

       ≪24日の日経平均は? 予想 = 上げ


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