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経済なんでも研究会
景気の実態示す 5月の動向指数
2009-07-07-Tue  CATEGORY: 政治・経済
内閣府が6日発表した5月分の景気動向指数は、いまの日本経済の状況をかなりよく表わしている。それによると、一致指数は86.9で前月を0.9ポイント上回った。この結果、過去3か月間の移動平均も前月より0.57ポイント上昇し、15か月ぶりの上昇となっている。これらの数字は、景気が3月以降は上向きに動いていることを示していると言えるだろう。

景気動向指数というのは、11本の重要な景気指標を合成して作成される。そのうちの一致指数は、その時点の景気の強さを表わしている。5月の一致指数を押し上げたのは、鉱工業の生産水準、生産財の出荷額、大口電力使用量、中小企業・製造業の売上げ高など。引き下げたのは、有効求人倍率、投資財出荷額、卸売り販売額、それに企業の営業利益などだった。

言い換えると、一致指数を押し上げたのは製造業の生産に関連した指数に他ならない。その一方で引き下げ要因となったのは、雇用や消費の関連指標である。つまり最近の景気は、生産が底入れから増加傾向に転じたために押し上げられている。しかし雇用や消費の面には、まだ回復の傾向が見えてこない。

昨年5月の一致指数は103.4だった。それが不況の影響で8月には100を割り、ことし3月には84.8まで低下した。そこからは回復傾向にあるが、その歩みは遅々としている。5月の指数からも判るように、雇用や消費に足を引っ張られているからだ。今後もこの調子が続くと、一致指数は再び低下する危険がある。つまり景気の再下降も、否定はできない。

    ≪6日の日経平均 = 下げ -135.20円≫

    ≪7日の日経平均は? 予想 = 上げ

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