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経済なんでも研究会
予想外のGDP増 / 市場は反応せず
2009-11-17-Tue  CATEGORY: 政治・経済
内閣府が16日発表した7-9月期の実質GDP成長率は、前期比の年率でプラス4.8%となった。07年1-3月期以来の高い伸びで、事前の民間予測を大幅に上回った。これで2四半期連続のプラス成長。本来ならば「ひと安心」と胸をなぜ下ろすところだが、経済界の評価はいま一つ。株式市場も、全く反応しなかった。

成長率を押し上げたのは、個人消費と輸出。設備投資も健闘、住宅投資も減少幅を縮めて貢献した。4-6月期の前期比・年率の数字と比べてみると、個人消費はプラス3.2%からプラス2.9%にやや減速。輸出はプラス27.9%からプラス28.0%へと横ばい。設備投資はマイナス16.1%からプラス6.6%へと改善。住宅投資はマイナス33.0%がマイナス27.5%にやや改善した。

ただ物価が下落したことによって、名目GDPは逆に前期比の年率で0.3%縮小している。名目GDPの大きさ自体もピークだった08年1-3月期に比べると、40兆円以上少ない。久しぶりの高成長だったにもかかわらず、ほとんど景気回復感が湧かないのはこのためだ。加えて今後の見通しが全く不鮮明なことも、喜べない理由になっている。

問題は内需の見通し。エコカーに対する補助金や減税、家電製品のエコポイントなどの効果はそろそろ一巡する。09年度前半はこれらの施策が個人消費を押し上げたが、後半にはそれに代わるエネルギー源が見当たらない。鳩山内閣は慌てて2次補正や住宅向けのエコポイント制度を考えているが、遅きに失した感は否めない。市場が無反応だった最大の原因は、そこにあるのだろう。

    ≪16日の日経平均 = 上げ +20.87円≫

    ≪17日の日経平均は? 予想 = 上げ

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