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経済なんでも研究会
サタデー自習室 -- 膨張する中国経済 ④
2009-11-28-Sat  CATEGORY: 政治・経済
4) 高成長の構図 = 中国の高い経済成長を支える要因は、投資と外需だと言っていい。中国では公共投資、設備投資、住宅や不動産投資をひっくるめた数字が、固定資産形成として発表される。06年の統計でみると、GDPに対する固定資産形成の比率は44.9%にも達した。

輸出から輸入を差し引いた純輸出のGDPに対する比率は、06年の場合で7.7%だった。巨大な投資が過剰生産を惹き起こし、これが輸出増大の圧力となっている。その一方で、民間の消費はGDPの38.3%しか占めていない。日本やアメリカの60-70%に比べると、極端に低い。06年の貯蓄率は43.7%という驚異的な高さだった。

その貯蓄は銀行預金、また06年以降は株式投資に向けられている。したがって直接金融、間接金融ともに資金源は豊富であり、これも高成長に大きく貢献している。さらに近年は政府の積極的な外資導入策が、功を奏したと言える。外資導入に踏み切った79年から07年までの外国企業による投資額は8000億ドルにのぼった。

日本を含む外国企業の対中投資は、豊富な労働力と広大な市場を目指して行なわれた。しかし最近になって中国政府は、中国を単なる加工工場ではなく、高い技術力を持った高度な経済国家に変身させようと必死になっている。技術を保有する外資の導入。あるいは豊富な外貨による外国企業の買収、中国企業の海外進出。そして研究開発、資源開発予算の拡大などが、経済政策のなかでも最優先の目標に掲げられるようになった。

                              (続きは来週サタデー)

    ≪27日の日経平均 = 下げ -301.72円≫

    【今週の日経平均予想 = 2勝2敗】  

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