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経済なんでも研究会
サンデー実験室 = 孫に聞かせる経済の話
2009-11-29-Sun  CATEGORY: 政治・経済
第16章 失業率って、なんだろう? ⑨

外国の失業率は、どうなっているでしょうか。ことし9月の統計をみると、アメリカが9.8%で目立って高いことがわかります。フランスも9.1%で、主要国のなかではこの両国が9%を超えています。このほかロシアが8.3%、イギリスは7.9%、ドイツも7.7%でした。これらの国は、日本の5.3%をかなり上回っていますね。日本より低かったのは韓国で、失業率は3.6%でした。

いま世界の国々はみな不況に悩んでいます。失業率が高いのは、このためです。不況が始まる前の07年と比べてみると、失業率の上昇がはっきり判ります。たとえば07年平均の失業率はアメリカが4.6%、イギリスは5.2%、日本は3.9%でした。

これらの各国は、国連が決めた方法で失業率を調査しています。みなさんが勉強したように、労働力人口に対する完全失業者の数。これが失業率です。ただ実際の調査方法、たとえば何人ぐらいの人を調べているのか。軍人を含めるか除いているか。細かい点では多少の違いが出てくると考えていいでしょう。

中国政府も失業率を発表しています。最近の失業率は4.3%ぐらい。政府はことしの失業率を4.5%以内に抑えたいと言っています。しかし国土が広い中国では、都会から遠く離れた地方では調査ができないことも事実のようです。このため実際の失業率は20%に達している、と主張する専門家もいるようです。

                                 (続きは来週日曜日)

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