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経済なんでも研究会
サタデー自習室 -- 膨張する中国経済 ⑦
2009-12-19-Sat  CATEGORY: 政治・経済
7) 資源・食糧・エネルギー = いまや経済大国に成長した中国。しかも、その成長スピードは速い。その結果、国内のインフラ整備と工業生産のために使われる物資の量が急増している。さらに個人の消費も急拡大中だ。加えて政府も、重要な物資の戦略備蓄を強力に推進している。資源・食糧・エネルギーに対する中国の需要は、うなぎ登りだ。

たとえば原油。かつて中国は国産の原油で需要を賄い、余った分を輸出したこともあった。ところが現在は大口の輸入国に変身。07年の原油輸入量は1億6300万トンにも達している。さらに、ことし10月の輸入量は1934万トンで、年間ベースにすると2億トンを超えた。産業の重化学工業化とモータリゼーションの普及が、主たる原因である。

政府による戦略備蓄も大きい。たとえば石油については、現在1億バレルの備蓄を20年までに4億4000万バレルに。そのほか石炭や銅・亜鉛・アルミニウム・リチウムなどの鉱物資源。あるいはコメ・小麦・とうもろこし・大豆などの備蓄も増やす計画だ。特に最近はタングステン・リチウムなどの希少金属に重点を置いている。

こうした国際商品に対する中国の買い付け増加は、当然ながら商品価格の押し上げ要因として働く。最近のように不況で世界的に需要が減退している時期には、価格を下支えする。またバブル期のように需要が強い時期には、価格をいっそう押し上げる要因となる。その結果は日本を含む世界各国の経済に少なからぬ影響を与えるから、中国の一挙手一投足を見逃せない状況になってしまった。

                         (続きは来週サタデー)

    ≪18日の日経平均 = 下げ -21.75円≫

    【今週の日経平均予想 = 3勝2敗】

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