FC2ブログ
経済に関する話題なんでも。ニュースの分析・批評・解説など。大胆な予想や提言も。ご意見、ご批判は大歓迎です。
経済なんでも研究会
サンデー実験室 = 孫に聞かせる経済の話
2009-12-20-Sun  CATEGORY: 政治・経済
第16章 失業率って、なんだろう? ⑫

ちょうど1年前の年末から正月にかけて、東京のど真ん中にある日比谷公園に、大きなテントがいくつも立ち並びました。不況で失業者が増え、なかには食べるものも寝る所もなくなった人たちが500人も、このテント村に集まったのです。これらの人たちを助けるために1500人ものボランティアが、ご飯をたいたり味噌汁を作ったりしました。これを「年越し派遣(はけん)村」と呼んでいます。

では、なぜ「派遣村」と呼ばれたのでしょうか。いま日本では、5500万人近くの人が会社やお店で働いています。しかし、その働き方はいろいろ。いちばん多いのは「社員」として働いている人たちですが、ほかにもアルバイト、パートタイム、臨時社員、それに派遣社員などの形で働いている人がいます。このうち社員になっている人は、ふつう定年まで働くことができ、給料も安定している場合が多いと言えます。

これに対して社員以外の人たちは、働く期間が短かったり、給料も低い場合が多いのです。ただ毎日は働けない主婦や学生にとっては、バイトやパートの方が働きやすいと言えるでしょう。会社側も景気が悪くなったとき、こういう人たちに辞めてもらい、人件費を節約できるから便利なのです。

しかし臨時社員や派遣社員の大多数は、その収入で生活しています。ですから不況で職を失うと、すぐ生活に困ってしまう人も多いのです。こういう人たちが日比谷公園に集まったので「派遣村」と名付けられたのでした。とにかく不況だからと言っても「派遣村」ができるようでは困りますね。そこで政府も生活に困るような失業者に対する援助、また失業者そのものをできるだけ少なくするように努力している最中です。

                      (続きは来週日曜日)

          ☆Please click here ⇒ 人気ブログランキング







ページトップへ  トラックバック0 コメント0
コメント

管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
TB*URL
<< 2019/11 >>
S M T W T F S
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30


余白 Copyright © 2005 経済なんでも研究会. all rights reserved.