FC2ブログ
経済に関する話題なんでも。ニュースの分析・批評・解説など。大胆な予想や提言も。ご意見、ご批判は大歓迎です。
経済なんでも研究会
新年度予算は 歴史的な実験だ (上)
2010-01-05-Tue  CATEGORY: 政治・経済
◇ 200年来の論争 = 「供給が先か、需要が先か」「需要を重視すべきか、供給を重視すべきか」--経済学者の間で200年も前から続いている論争だが、はっきりした勝負はまだついていない。鳩山内閣が編成した09年度の第2次補正予算と10年度の本予算案。その内容は、たとえば子ども手当てに象徴されるように明らかな需要重視である。この政策が功を奏するかどうかは、日本経済の将来を左右するだけではなく、歴史的な経済学上の論争にも大きな影響を与えるかもしれない。

いまから200年と少し前に「供給はそれ自身の需要を創造する」と、供給重視説を唱えたのはジャン・バティスト・セイという学者だった。それから200年、経済学者はいろいろな理論を発表してきたが、その中心的な葛藤はこの“セイの法則”を否定するかどうかにあったとさえ言えるだろう。

需要重視派のチャンピオンは「不況に際しては、政府が財政を支出して需要不足を補えばよい」と主張したジョン・メイナード・ケインズである。1930年代の大恐慌に直面したアメリカのF・ルーズベルト大統領がこの主張を取り入れて、ニューディール政策を実行した話は有名だ。近年ではレ-ガン大統領がサプライサイドと呼ばれた理論を土台に、供給重視のレーガノミックス政策を実践している。

日本でも、自民党の小泉内閣は規制緩和による民間企業の伸長。つまり供給重視の思想が強かったと言える。これに対して、民主党政権は家計の収入を引き上げることで内需の拡大を図ろうとしている。つまり需要重視の思想であり、経済学的には供給重視から需要重視へと大転換したことになる。
 

                          (続きは明日)

    ≪4日の日経平均 = 上げ +108.35円≫

    ≪5日の日経平均は? 予想 = 上げ

          ☆Please click here ⇒ 人気ブログランキング

ページトップへ  トラックバック0 コメント0
コメント

管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
TB*URL
<< 2019/11 >>
S M T W T F S
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30


余白 Copyright © 2005 経済なんでも研究会. all rights reserved.