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経済なんでも研究会
サンデー実験室 = 孫に聞かせる経済の話
2010-01-10-Sun  CATEGORY: 政治・経済
第17章 国債って、なんだろう? ①

フーちゃんは、お正月から嬉しくてたまりません。お父さんが元日の朝「2階にフーちゃんの部屋を作ってやる」と約束してくれたからです。でも少し心配なこともあります。新しい部屋を作るためには500万円かかりますが、家には300万円しか貯金がありません。そこで親せきの人に200万円を借りることにしたのです。そんなに借金して大丈夫なのかしら。

このように一般の家計では、おカネが不足したときには借金をすることがあります。会社もよく借金をします。そして国もおカネが足りなくなると、借金をするのです。その方法は国債を発行して、これを銀行や個人や外国人に買ってもらいます。だから国債は、国の借用証だと考えてもいいでしょう。

借金は決められた時点で返済しなければなりませんね。またおカネを借りたお礼として、利息(りそく)を支払う必要があります。国債にはいろいろな種類がありますが、それはみな返済する時点と支払う利息が違っているからなのです。たとえば10年後に返済、利息は年に1%というように。

いま日本では、国債の発行が多すぎて問題になっています。政府は昨年末に10年度(10年4月ー11年3月)の予算案を作りました。そのなかで国債の発行は162兆4000億円とすることを決めています。その通りになると、11年3月末の国債発行高は、過去に発行した分を含めて637兆円にも達する見込みです。この借金はいずれ国民が納める税金で返すことになりますが、637兆円を国民1人当たりにすると、なんと499万円にもなってしまいます。
                         
                     
                           (続きは来週日曜日)

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