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経済なんでも研究会
預金準備率を引き上げた 中国
2010-01-14-Thu  CATEGORY: 政治・経済
◇ バブルとインフレを警戒 = 中国人民銀行は12日、預金準備率を0.5%引き上げると発表した。預金準備率というのは、金融機関が預金量の一定比率を中央銀行に預け入れることを義務づけた制度。準備率を引き上げれば、金融機関の融資余力がそれだけ減ることになる。引き上げは08年6月以来1年7か月ぶり。資産バブルとインフレの進行を警戒した措置である。

これにより大手金融機関の預金準備率は16%になる。中国の統計によると、大手銀行の融資残高は09年中に9兆5000億元(約130兆円)も増加した。また、ことし第1週の増加額も6000億元に達したという。この資金の2割以上が不動産と株式市場に流れ込み、バブルの様相を呈し始めた。その進行を阻止するための準備率引き上げだが、現地ではこの程度の対策で効果が上がるとは誰も考えていない。近い将来の再引き上げは確実だとみられている。

たしかに中国は、預金準備率の操作をひんぱんに実施する傾向がある。07年にも不動産バブルと物価の上昇が問題になったが、このときは1年間のうちに準備率を10回も引き上げた。それでも物価上昇は止まらなかったが、08年の9月になってリーマン・ショックが発生。人民銀行はその日のうちに準備率を1%引き下げている。

中国は今回の不況からいち早く脱出した。それだけに金融政策の方向転換も、いちばん早かったと言える。ただ公定歩合の引き上げなどに比べると、その緊縮効果はきわめて小さい。だから完全な政策転換だとみるのは、やや尚早かもしれない。しかし、この中国の準備率引き上げを受けて、12日のダウ平均は反落した。13日の日経平均も下げている。経済のグローバル化を象徴するのか、それとも中国経済の存在感が大きくなったためなのか。
    
   
    ≪13日の日経平均 = 下げ -144.11円≫

    ≪14日の日経平均は? 予想 = 上げ

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