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経済なんでも研究会
サタデー自習室 -- 膨張する中国経済 ⑪
2010-01-23-Sat  CATEGORY: 政治・経済
11)外資を巧妙に利用 = いまや経済大国にのし上がった中国。輸出額も外貨準備高も世界一。自動車や携帯電話の生産・販売も世界一だ。その根底には人口の多さ、つまり労働力と消費市場の巨大さがある。豊富な資源や強い政治力も、経済成長を支える要因と言えるだろう。だが中国経済の発展には、外国資本が大きく貢献していることも見逃せない。

中国の外資導入は1979年にスタートした。07年までの外資による直接投資額は、累計で7535億ドル。世界不況の影響で09年は900億ドルに減速したが、12月だけをみると121億ドルに回復している。中国政府の統計によると、07年末の外資系企業数は金融機関を除いて27万5000社だったから、その後はもっと大幅に増加しているはずだ。

この結果、中国の輸出に占める外資系企業の割合は6割を超え、貿易黒字に対する寄与度は7割に近い。また外資系企業の雇用者は07年で2300万人以上、法人雇用者数の2割を占めている。現地の専門家によると、主要産業のほとんどが外資系企業によって支配されている状態だという。中国政府は、こうした外資の力をきわめて巧妙に利用してきた。

まず外資の進出を税制面などで優遇。その一方で許可条件として、技術移転、経営システム、管理技術の公開を義務付け、先進国のノウハウを吸収した。現在では、その目標を製造工業からサービス業、ハイテク、省エネ部門に移しつつある。不況からいち早く立ち直った中国市場を目指して、日本をはじめ各国の企業は進出を加速させており、これがまた中国経済の成長に貢献することは間違いない。

                         

                       (続きは来週サタデー)

    ≪22日の日経平均 = 下げ -277.86円≫

    【今週の日経平均予想 = 2勝3敗】 

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