FC2ブログ
経済に関する話題なんでも。ニュースの分析・批評・解説など。大胆な予想や提言も。ご意見、ご批判は大歓迎です。
経済なんでも研究会
オバマの挑戦 / 金融規制を強化 (中)
2010-01-27-Wed  CATEGORY: 政治・経済
◇ 戦う用意がある = オバマ大統領は、この金融規制強化法案を近く議会に提出する予定だ。したがって規制の詳細な内容については、まだ不明のまま。しかし金融界からは、ただちに反対の大合唱が巻き起こった。そのことは予想していたのだろう。大統領は演説のなかで「金融界が戦いを望むならば、私は受けて立つ用意がある」と述べて、金融界に対する厳しい姿勢を鮮明にしている。

金融界にしてみれば、利益の源泉を失いかねない。たとえばゴールドマン・サックスの10-12月期の利益の大半は、規制されそうな部門で生み出された。こんどの金融危機で大手証券のメリルリンチを救済したバンク・オブ・アメリカは、これを切り離さなくてはならないだろう。これから金融界が、あらゆる手段を使って議会工作をすることは間違いない。大統領vs金融界のバトルである。

オバマ大統領の側には、一般大衆の支持がありそうだ。大金融機関は低利で消費者のカネを集め、それを元手にマネーゲームに狂奔した。その結果は大不況を惹き起こし、いまも失業率は10%を超える状態。その一方で大金融機関は巨額の税金で経営を助けてもらい、状況が好転すると経営者は多額の報酬を受け取っている。これは「けしからん」というのが、一般大衆の感情である。

個人の預金を元手に商売する銀行は、リスクの大きい投資をしてはならない。その代わり、万一のときには政府や中央銀行が面倒をみる。投資銀行や証券会社はリスク投資に手を出してもいいが、政府は助けない。大きくなりすぎると倒産させるわけにはいかなくなるので、規模も規制する。--庶民にとっては、まことに判りやすい話である。オバマ大統領は演説のなかで「金融システムのさらなる統合はさせない」とも言っている。

                             
                             (続きは明日)

    ≪26日の日経平均 = 下げ -187.41円≫

    ≪27日の日経平均は? 予想 = 上げ≫  

          ☆Please click here ⇒ 人気ブログランキング

 
ページトップへ  トラックバック0 コメント0
コメント

管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
TB*URL
<< 2019/11 >>
S M T W T F S
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30


余白 Copyright © 2005 経済なんでも研究会. all rights reserved.