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経済なんでも研究会
喜べない 原油輸入量の激減
2010-02-05-Fri  CATEGORY: 政治・経済
◇ 主因は景気の低迷 = 財務省が発表した09年の貿易統計によると、原油や天然ガスなどのエネルギー輸入が激減した。たとえば原油・粗油の輸入量は2億1300万キロリットルで、前年より11.9%減少した。液化天然ガスは6449万トンで6.9%の減少。石炭も1億6186万トンで15.6%減少している。

08年はエネルギーの国際価格が高騰したため、日本の輸入価格も急上昇した。09年は価格も落ち着いたため、輸入価格でみると、前年に比べた減少率はきわめて大幅になっている。たとえば原油・粗油の輸入価格は7兆5636億円だったが、この金額は前年より53.5%も減っている。価格でみると、天然ガスは39.3%、石炭は32.8%も前年を下回った。

日本の原油輸入量は、97年の2億6800万キロリットルがピーク。その後は減少気味に推移してきたが、09年になって急減した。本来ならば、日本の経済や環境問題にとってエネルギー輸入の減少は喜ぶべきことである。だが、その主たる原因は不況による経済活動の停滞。どうも素直には喜べない。

企業の生産活動が低下して、エネルギーの需要が縮小。消費者の節約志向や低燃費車の普及で、ガソリンの販売量が下落。物流の低迷で、トラックの軽油消費も減退。こうした理由から、エネルギーの輸入が大幅に減ったわけである。年間の原油輸入量は、中国に抜かれて世界第3位になった。経済成長を達成しながらエネルギー輸入を減らせる時代が、早くきてほしいものだ。


    ≪4日の日経平均 = 下げ -48.35円≫

    ≪5日の日経平均は? 予想 = 下げ

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