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経済なんでも研究会
EUのお荷物 : ギリシャの命運 (上) 
2010-02-17-Wed  CATEGORY: 政治・経済
◇ 景気の回復も一時停止 = EU(ヨーロッパ連合)が、99年に通貨を統一してから最大の経済問題に直面している。ギリシャを火元とする南ヨーロッパ3国の財政危機に、どう対処するか。処理を誤ると、EUの結束にヒビが入りかねない。ユーロの信認にも、深刻な懸念を生じる。世界経済全体にとっても重大な影響があるだけに、ここ当分の動きから目を離せない。

具合の悪いことに、ユーロ圏全体の景気回復にもブレーキがかかってしまった。EU統計局の発表によると、ユーロ圏16か国の昨年10-12月期の実質成長率は、前期比の年率でプラス0.4%に減速した。昨年7-9月期にはマイナス成長から抜け出し、年率1.6%のプラス成長となって一息ついたところ。それがまたゼロ成長に近づいてしまったわけだ。

昨年10-12月期はアメリカが5.7%、日本も4.6%のプラス成長を取り戻した。それとの比較でもEUの減速ぶりは際立っている。ユーロ圏の中核であるフランスは2.4%の成長を確保したが、ドイツは0%成長に逆戻り。問題の南欧3か国についてみると、ギリシャはマイナス3.2%、ポルトガルは0%、スペインはマイナス0.4%という成績だった。

ドイツやフランスとしてみれば、これら3か国の財政危機を助けないと、必ず自国に火の粉が飛んでくる。だが自国の財政状態も芳しくない。そのうえゼロ成長に逆戻りしてしまい、失業者も減らないから、さらなる景気刺激策が必要になってきた。そんなときに国民の税金を使って、他国の財政危機を助けることができるのか。EUはいまこんな矛盾を抱えながら、対処の方法に頭を悩ませている。


                             (続きは明日)

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