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経済なんでも研究会
EUのお荷物 : ギリシャの命運 (中)
2010-02-18-Thu  CATEGORY: 政治・経済
◇ 国家の粉飾決算 = ギリシャは面積が日本の3分の1、人口は10分の1という小国だ。しかし西洋文明の源流、由緒ある国でもある。そのギリシャが、いま大混乱に陥っている。発端は昨年10月の総選挙。全ギリシャ社会主義運動が勝って、パパンドレウ政権が発足した。そこでカラマンリス前内閣が財政赤字を小さく見せるために、細工していたことが発覚した。国家の粉飾決算である。

この問題が表面化すると、ギリシャの国債償還能力に対する疑念が一気に高まった。10年もの国債の利回りは7%台に急騰したが、買い手がつかない。ギリシャ国債は、主としてヨーロッパ各国の金融機関が、その7割以上を引き受けている。仮に償還不能ということになれば、これら金融機関は大きな損失を蒙らざるをえない。さてはリーマン・ブラザーズの二の舞? 世界中にショックが拡大した。

パパンドレウ内閣は不安を鎮めるため、財政再建計画を発表した。その骨子は、今後3年間で財政赤字をGDPの3%以下に抑える。そのために増税、社会保障費の削減、公務員手当ての引き下げなど。09年の財政赤字はGDP比で12.7%にのぼっているから、かなりの大手術である。

ところがこの計画が発表されると、大規模なストライキが勃発した。選挙ではパパンドレウ氏を支持した公務員連合もストを主導。45万人が参加して、官公庁から学校、鉄道や空港までがまる1日休止される騒ぎとなった。ここまでくると、EU委員会やドイツ、フランスなどの主要国も黙っているわけにはいかない。11日にはEU緊急首脳会議、15-16日には財務相会議を開いて対処方針を決めた。
 

                            (続きは明日)

    ≪17日の日経平均 = 上げ +272.58円≫

    ≪18日の日経平均は? 予想 = 上げ

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