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経済なんでも研究会
サタデー自習室 -- 現代のお宝・ レアメタル ③
2010-02-20-Sat  CATEGORY: 政治・経済
◇ きびしい産地の偏在 = レアメタルの特徴の一つは、産地がかなり偏在していること。たとえばプラチナは南アフリカ、ロシア、カナダの3か国で9割以上が産出される。またコバルトはコンゴ、ザンビア、オーストラリアで6割以上。ハイブリッド車のモーター製造に欠かせないレアアース類は、中国がなんと9割以上を独占している。

電気自動車やハイブリッド車の電池材料として、いま引っ張りだこのリチウム。この産地は南米大陸のボリビア、チリ、アルゼンチンに集中している。鉄鋼やチタンの強度を上げるために添加されるパナジウムは、南アフリカと中国、ロシアで98%を産出する。

国別にみると、中国はレアアース類の93%、タングステンの90%、アンチモンの86%、インジウムの55%を産出。南アフリカはプラチナの78%、クロムの44%、パナジウムの42%。またオーストラリアはタンタルの62%、ガリウムの24%、マンガンの14%。ロシアはパナジウムの21%、プラチナの12%、タングステンの4%を産出する。これらの国々は、レアメタル王国と言っていいだろう。

このようにレアメタルは、中国や南アメリカ、それにアフリカとロシアといった地域に集中している。したがって、これらの諸国の政情や資源政策によって、その供給が大きく左右されやすい。このためレアメタルを大量に消費する先進工業国は、その確保にいま必死となっている。日本も大消費国だが、レアメタルの産出はゼロに近い。


                              (続きは来週サタデー)

    ≪19日の日経平均 = 下げ -212.11円≫

    【今週の日経平均予想 = 4勝1敗】 

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