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経済なんでも研究会
今週のポイント
2010-02-22-Mon  CATEGORY: 政治・経済
アメリカの中央銀行に当たるFRB(連邦準備理事会)は18日夕刻、意表を突いた形で公定歩合の引き上げを発表した。現行の公定歩合0.5%を0.75%に引き上げるという内容。この発表を受けて最初に開いた東京市場は動揺して、19日の日経平均は212円の値下がりとなった。ところが本家本元のニューヨーク市場は軽く受け止めて、19日のダウ平均株価は9ドルの値上がりだった。

この結果、先週の株価は日経平均が31円の小幅な上昇に止まったのに対して、ダウ平均は303ドルの大幅高となった。この差は日米両国の、公定歩合に対する感覚の違いから生じたように思われる。日本では「公定歩合は金利の王様」であり、各種の金利は公定歩合に追随して動くという過去の常識がまかり通っている。

ところがアメリカでは数年前から、金利はFRBが量的な金融調節で動かすFF(フェデラル・ファンド)市場の金利で変動するという考え方が定着した。金融機関は通常、FF市場で資金を調達し、公定歩合はそれが不可能な場合に中央銀行から借り入れるときの金利でしかない。したがって、公定歩合は中央銀行が持っている金融調節手段のごく一部でしかなくなっているわけだ。

日本の投資家がこの点を理解すれば、今週の日経平均はその反省から反発して始まる可能性が高い。その後は経済指標の結果に左右されるだろう。24日には、1月の貿易統計と企業向けサービス価格。26日には、1月の鉱工業生産、消費者物価、住宅着工が発表される。アメリカでは24日に、1月の新築住宅販売。25日に、12月の住宅価格。26日に、1月の中古住宅販売と住宅関係の発表が並ぶ。ほかに24日からアメリカ議会で、トヨタ関連の公聴会が始まる。


    ≪22日の日経平均は? 予想 = 上げ

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