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経済なんでも研究会
真っ暗だった 昨年の雇用情勢
2010-02-26-Fri  CATEGORY: 政治・経済
◇ 憂うつな数字ばかり = 総務省がまとめた09年の労働力調査をみると、昨年の雇用情勢は予想以上に悪化していたことが判る。まず就業者数は年平均で6282万人。前年よりも103万人減少した。この減少幅は過去最大。製造業では71万人、建設業では20万人減った。医療・福祉部門で23万人増えたのが、唯一の救いである。

失業者は年平均336万人で、前年に比べて71万人増加した。この増加幅も過去最大。失業率は平均5.1%で、前年を1.1ポイント上回った。特に15ー24歳の若年層は深刻で、男性が10.1%と2ケタの失業率に。女性も8.4%の高率を記録している。また勤め先の都合で職を失った人は110万人、前年よりも48万人増えた。企業の倒産やリストラの結果とみていいだろう。

そのうえ労働力人口の減少も顕著になった。労働力人口は企業による雇用者と自営業者を合わせた就業者、それに完全失業者を足した人数。09年は6617万人で、前年より33万人減少した。15歳以上の人口に占める割合も59.9%に落ち込み、はじめて60%を割り込んだ。労働力人口の減少は、潜在成長力を低下させる原因になる。ILO(国際労働機関)の推定によると、日本の労働力人口比率はさらに低下し、20年には56.3%になるという。

日本の労働力人口は、98年の6793万人がピークだった。それが減り続けることは、長期的にみると景気の押し下げ要因として働く。だが当面の問題は、就業者を増加させること。それなしに景気の本格的な回復はむずかしい。政府は長期的な観点と短期的な必要性の両面から対策を迫られているわけだが、いまの鳩山内閣にはその問題意識がきわめて希薄だ。だから政策の実行もない。


    ≪25日の日経平均 = 下げ -96.87円≫

    ≪26日の日経平均は? 予想 = 下げ

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