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経済なんでも研究会
好調な太陽光発電 : 霧のなかへ?
2010-03-05-Fri  CATEGORY: 政治・経済
◇ 繰り返される失敗? = 太陽光発電の普及は住宅用を中心に、きわめて好調な伸びを維持している。09年度中の普及が、発電能力にして08年度の2倍を超えることは確実。この結果、この3月末には国内の累積発電能力が250万キロワットに。原子力発電所2基分に相当し、世界でも第3位になる見通しだ。

太陽光発電協会の集計によると、09年の太陽電池出荷量は48万4000キロワットで、08年の2.1倍になった。このうち国内向けの出荷量は41万4000キロワット。その89%が住宅向けとなっている。住宅用の伸びが大きいのは、政府が年初から1キロワット当たり7万円の補助金を出したこと、さらに11月からは電力会社による1キロワット当たり48円の余剰電力買い取り制度が始まったためだ。

世界不況の回復が進むなかで、欧米諸国に対する輸出も上向いてきている。このためメーカー各社は、いま生産能力の引き上げに懸命だ。たとえば三洋電機は15年度までに、生産能力を4.4倍に拡大する方針。シャープ、京セラ、三菱電機、昭和シェルも設備の増設を進めている。

ところが突如として行く手には濃霧が発生した。例の事業仕分けによって、住宅用発電に対する補助金が10年度予算から締め出されてしまったからである。経済産業省は「補完的、暫定的な措置」を考えると言っているが、具体的なことは霧のなか。政府は05年度にも補助制度を打ち切り、日本の太陽電池普及に急ブレーキをかけてしまったことがある。この失敗をまた繰り返すのか。太陽も霧では電気を起こせない。


    ≪4日の日経平均 = 下げ -107.42円≫

    ≪5日の日経平均は? 予想 = 上げ

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