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経済なんでも研究会
サンデー実験室 = 孫に聞かせる経済の話
2010-03-07-Sun  CATEGORY: 政治・経済
第17章 国債って、なんだろう? ⑨

日本の財政状態は、いま急速に悪くなっています。国債発行残高のGDP(国内総生産)に対する比率は、各国がまだ100%には達していないのに、日本は10年度末には134%に上昇してしまう見通しです。しかも国の借金は、国債だけに止まりません。金融機関からの借り入れや、ごく短期間の借金もあります。

財務省の発表によると、こうした分も含めた国の借金総額はこの3月末で900兆円に。また来年3月末には973兆円にのぼる見込みです。この借金総額のことを正式には政府の債務(さいむ)残高と言いますが、これを国民1人あたりにすると、なんと763万円という計算になります。

OECD(経済協力開発機構)という組織が、各国のGDPに対する政府債務残高の比率を調べました。それによると、日本の比率は10年度末で197.2%にもなる見込みです。経済規模の約2倍の借金を抱えることになるわけですね。その他の主要国の比率をみると、アメリカが92.4%、イギリスが63.1%、フランスが92.5%、ドイツが82.0%ですから、ここでも各国の比率は100%に達しません。

いま南ヨーロッパにあるギリシャという国が、期限がきても国債を返せなくなりそうになっています。そこでヨーロッパの各国がギリシャにおカネを貸すかどうかで、大きな問題になっていることを知っていますか。でも、そんなギリシャでさえ政府債務のGDP比率は124%です。日本は世界一の借金大国だと言ってもいいでしょう。


                            (続きは来週日曜日)

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