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経済なんでも研究会
サンデー実験室 = 孫に聞かせる経済の話
2010-03-14-Sun  CATEGORY: 政治・経済
第17章 国債って、なんだろう? ⑩

国債の発行は、財務省というお役所が行なっています。いっぺんに大量の国債を売り出すと混乱が起きるので、財務省はいろいろな種類の国債を何回にも分けて売り出します。買い手はほとんどが銀行、保険会社、証券会社で、基本的には入札(にゅうさつ)方式というやり方で値段を決めます。入札方式というのは買い手が値段を付け、財務省はいちばん高く買うところに売る方法です。

国債を買った金融機関はそれを企業や個人にも売りますが、自分のところでも保有します。たとえば銀行が保有している国債は、ことしの1月末で126兆円でした。銀行は個人や企業から預かった預金で、この国債を買います。そうすると、預金の利子より国債の利回りの方が少し高いので、その分がもうけになるわけです。ですから、こんなにたくさんの国債を自分で持っているのです。

それでも国債の発行量が多くなりすぎると、売れなくなってしまいます。このため日本銀行も国債の量を調節するために、買い入れることがあります。それなら日銀がもっと大量に買えば、その分のおカネが世の中に出回って景気がよくなるという意見もありますが、そうするとおカネの流通が多くなりすぎてインフレになる危険が高まります。

外国の企業や個人も、日本の国債を買っています。しかし外国人の保有量は全体の7%ぐらいしかありません。アメリカやヨーロッパ諸国の国債は、外国人がもっとたくさん買っています。いま財政が危機状態に陥っているギリシャの場合は、外国人の保有率が70%にも達しています。このため発行する国債に7%ぐらいの金利を付けないと売れなくなってしまいました。


                            (続きは来週日曜日)

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