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経済なんでも研究会
中国の貿易赤字 の 読み方
2010-04-13-Tue  CATEGORY: 政治・経済
◇ 6年ぶり赤字の意味は = 中国税関総署の発表によると、3月の貿易収支は72億4000万ドル(約6740億円)の赤字だった。中国の貿易収支が赤字となったのは6年ぶりのこと。アメリカのガイトナー財務長官が北京を訪問中ということもあって、いろいろ憶測が飛び交う原因にもなっている。

発表によると、輸出は1121億1000万ドルで前年比24%増加した。その一方で輸入は1193億5000万ドル。なんと66%も増大している。輸入の増加は原材料や部品の輸入が大幅に伸びたことに加えて、原油や銅などの価格が上昇したためだという。中国の輸入は景気の回復を反映して、伸び率はかなり高い。それにしても66%の伸びは尋常ではない。

アメリカと中国は、いま元の為替レートをめぐって激しく対立している。中国が元レートを政策的に安く誘導しているため、アメリカの貿易赤字が拡大している。したがって、中国は元の切り上げを実施すべきだというのがアメリカの主張。議会の内部では、中国に対する制裁論まで高まってきた。ガイトナー長官の訪中も、この問題に関連したものと広く理解されている。

これに対して、中国側は一貫して「中国の黒字と元レートは無関係」と反論してきた。その正当性を証明するため、ガイトナー長官の訪中を狙って、貿易収支を赤字にしたのではないか。ただ中国側にとっても、為替介入で国内の流動性が過剰となり、不動産バブルが収束しない問題を抱えている。ここは黒字と元レートは無関係なことを証明したうえで、独自の政策として元の切り上げに踏み切るのではないか。こんな憶測も流れ始めた。


                   
    ≪12日の日経平均 = 上げ +47.56円≫

    ≪13日の日経平均は? 予想 = 上げ

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