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経済なんでも研究会
要注意! 資源価格の高騰 (中)
2010-04-15-Thu  CATEGORY: 政治・経済
◇ 大きい中国の影 = 鉄鉱石や石炭の価格上昇は、主として需要の増大によるものだ。特に中国やインドなど新興国の需要が急増している。たとえば中国の09年の粗鋼生産は前年より13%増加して、年間5億6700万トンになった。日本の実績の約6倍である。鉄鉱石の輸入量は前年比で40%増えた。

ことしに入ってからは、日米欧の主要先進国でも景気の回復が鮮明になってきた。これら先進国の需要も確実に伸びている。その一方で、供給側はブラジルのバーレ社のように価格決定権を握っているところが多い。このため需要が急増すると、価格は急騰しやすい構造になっている。日本も鉄鉱石の価格交渉で、92%の値上げを呑まざるをえなかった。

原油や金、非鉄金属などについては、実需の増加もあるが投機の影響が大きい。日本やアメリカなどの主要国は、不況を克服するために08年末からゼロ金利に象徴される金融の超緩和政策を続けている。結果として、世界は過剰流動性の状態に陥った。つまりカネ余り状態である。この余ったカネは投機に向かいやすい。

たとえば銅や亜鉛、ニッケルの在庫はこの1年間で2-3倍に積み上がっている。にもかかわらず、これら金属の価格は2-3倍に上昇した。銅の基準価格は08年末のトン当たり2770ドルから、最近では7300ドルに高騰した。実需の増加があるにしても、これは異常な状態。投資ファンドや年金基金の資金が流れ込んでいる証拠だと、専門家は分析している。


                                    (続きは明日)

    ≪14日の日経平均 = 上げ +43.67円≫

    ≪15日の日経平均は? 予想 = 上げ≫ 

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