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経済なんでも研究会
サタデー自習室 -- 現代のお宝・ レアメタル ⑪
2010-04-17-Sat  CATEGORY: 政治・経済
◇ 資源大国・ニッポン = だれが言い始めたのかは知らないが、「都市鉱山」という言葉は言い得て妙である。使用済みで廃棄された電気製品には、金属がたくさん使われている。これを回収すれば、立派な鉱山になるという意味だ。特に家電製品の普及が早かった日本は、世界でも最大級の都市鉱山。その発掘に成功すれば、日本は資源大国になる!

一例をあげると携帯電話。金、銀、銅、ニッケル、コバルト、チタン、リチウム、インジウム、アンチモン、ネオジウム、パラジウム、カリウム、それにタンタル。これだけの貴金属やレアメタルが使用されている。経済産業省が3か月間、試験的に使用済みの携帯電話を集めるキャンペーンを行なったところ、56万7000台が回収された。そこから金22キロ、銅5670キロ、パラジウム2キロなど、金額にして8400万円分のお宝が再生されたという。

携帯電話だけではない。パソコンやテレビ、冷蔵庫からクーラー、掃除機からレンジに至るまで。加えて自動車もある。独立行政法人の物質・材料研究機構によると、日本の都市鉱山に含まれるプラチナ、タンタル、インジウムなどレアメタルの量は、世界有数の資源国の埋蔵量に匹敵するという。

ただ残念ながら、日本の都市鉱山から回収されているのは、主として金や銅などに限られている。つまり大半は廃棄されているわけだ。理由は回収コストの高さと、廃品リサイクルの仕組みが整っていないことにある。このうちコストの問題は回収技術の向上と、レアメタルの国際価格の上昇で解決されるだろう。むしろ重要なのは、どうやって不要になった電気製品を効率的に集めるか。その体制の確立だろう。


                            (続きは来週サタデー)

    ≪16日の日経平均 = 下げ -171.61円≫

    【今週の日経平均予想 = 4勝1敗】 

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