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経済なんでも研究会
伸びるアジア経済 : 残される日本
2010-04-21-Wed  CATEGORY: 政治・経済
◇ 平均で7.5%の成長見通し = アジア開発銀行は、アジア諸国の10年の経済成長見通しを発表した。それによると、前年に比べた実質GDPは平均で7.5%の増加。09年の実績5.2%をかなり上回る。この予測通りになれば、アジア経済は金融危機以前の水準を十分に回復する計算だ。なお、この予測には日本やオーストラリアなどの先進国は入っていない。

成長予測が特に高いのは、中国とインド。中国は9.6%、またインドは8.2%の成長を見込んでいる。韓国は5.2%、インドネシアは5.5%、ベトナムは6.5%。いちばん低いフィリピンでも3.8%成長の見通し。09年にはマイナス成長だった台湾、香港、マレーシア、シンガポールなども、そろってプラス成長に転換する。

アジア開銀によると、成長率が上昇する要因は、各国の景気対策で内需が増加すること。それに輸出の拡大が見込まれること。アジア地域の輸出は、前年に比べ14.4%の高い伸びになると予測している。この結果、先進国の景気回復についてはまだ不透明な点も多いが、アジア諸国の景気は確実に回復するだろうとコメントしている。

ところで日本の成長見通しは? 政府が閣議決定した10年度の見通しは、実質成長率が1.4%、輸出の増加見込みは8.3%だ。もちろん成熟経済の日本がアジア諸国並みに成長することは不可能だが、それにしても低すぎる。この際は輸出についてだけでも、中国やインドなどのアジア各国でなぜ競争国に押され気味なのか。徹底的に分析して、対策を講ずる必要があるのではないだろうか。


    ≪20日の日経平均 = 下げ -8.09円≫

    ≪21日の日経平均は? 予想 = 上げ

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