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経済なんでも研究会
サンデー実験室 = 孫に聞かせる経済の話
2010-05-09-Sun  CATEGORY: 政治・経済
第18章 消費税って、なんだろう? ⑥

前回はヨーロッパ諸国に多い「高福祉・高負担」型の消費税について説明しました。税率は北ヨーロッパ3国が25%、その他の諸国も20%前後と高いのが特徴でしたね。このヨーロッパ諸国に比べると、アジア諸国の税率は一般的に低くなっています。それでも中国は17%、インドは12.5%、お隣りの韓国は10%の消費税です。

日本や台湾やマレーシアの税率は5%で、世界のなかでもいちばん低い水準です。日本をはじめアジア諸国では、ヨーロッパに比べると「高福祉・高負担」の考え方がそれほど強くないと言ってもいいでしょう。むしろ財政の赤字を少なくする目的で、消費税が導入されたように考えられます。

アメリカやカナダでは、また違った形で消費税が実施されています。カナダの税率は日本と同じ5%で低いのですが、各州がそれぞれに税率の違う消費税を上乗せしています。たとえばオンタリオ州では8%の地方消費税が上乗せされるので、ここの消費税は13%ということになりますね。

アメリカでは、国の消費税がありません。ところが地方の州や郡や市が、それぞれに消費税を設けています。たとえばニューヨーク市の税率は8.375%となっています。アメリカやカナダでは「高福祉・高負担」という考え方が弱いうえに、地方自治体の権限が強いためにこんな形になっているのでしょう。


                                (続きは来週日曜日)

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