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経済なんでも研究会
生産⇒残業⇒消費⇒失業 の解読 (上)
2010-05-06-Thu  CATEGORY: 政治・経済
◇ 22か月ぶりに増加した給与 = 重要な一連の経済指標が、連休の直前に発表された。鉱工業生産、労働力調査、家計調査、それに雇用統計--いずれも3月の実績である。これら4つの経済指標から、いまの景気動向がどんな状態にあるのかを推理してみよう。

経済産業省の発表によると、生産の水準は前月を0.3%上回った。05年を100とする生産指数は94にまで回復している。特に輸出が伸びた電気機械は6.1%増、輸送用機械も1.8%の増加となった。予測値をみると、4月は3.7%増、5月は0.3%減となっている。生産は4-6月期も順調に回復するとみてよさそうだ。

厚生労働省の発表によると、現金給与総額は1人当たり平均で27万5637円。前年に比べて0.8%増加した。給与総額が増加したのは、なんと22か月ぶりのこと。所定内給与は0.2%の減少だったが、残業代などの所定外給与が11.7%増加した。製造業の所定外労働時間は、前年比で56.1%も増えている。

生産の増加で、製造業の設備稼働率が90%以上にまで上昇した。IT関連、精密機械、自動車部品、鉄鋼などの業種では100%近くにまで上がっている。設備の稼働率を上げるためには、それだけ多くの人手が必要だ。そこで残業が増える。3月の生産と給与の指標は、こうした状況をはっきり示すものだ。景気の回復がここまできたことは、明瞭に確認できる。


                                   (続きは明日)

    ≪6日の日経平均は? 予想 = 下げ

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