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経済なんでも研究会
サタデー自習室 -- ギリシャの悲劇 : 日本は? ②
2010-05-08-Sat  CATEGORY: 政治・経済
◇ 早くも第2幕へ = EU(ヨーロッパ連合)とIMF(国際通貨基金)は2日、ギリシャに対する資金支援策を決定した。日本は連休のさなかだったが、ヨーロッパも日曜日。いかに事態が切迫しているかを物語る。支援の内容は、10-12年の3年間にEUとIMFが総額1100億ユーロ(約13兆7000億円)を協調融資するというもの。

共通通貨ユーロが誕生した99年以来、EUが加盟国を資金的に援助するのは初めて。またIMFから融資を受けるのも初めてのことである。当面は10年分として、450億ユーロ(約5兆6000億円)が融資される。このうち300億ユーロはギリシャをのぞくユーロ圏15か国が、残り150億ユーロはIMFが負担することになった。ユーロ圏のなかではドイツが84億ユーロ、フランスが63億ユーロ、イタリアが55億ユーロを分担する。

一方、ギリシャ政府も2日の閣議で厳しい財政緊縮政策の実施を決めた。まず目標は、今後3年間で財政赤字を300億ユーロ削減。財政赤字の対GDP比率を、09年の13.6%から14年には2.6%まで引き下げる。そのための具体策として、年金支給額の引き下げ、公務員の削減と賞与の停止、付加価値税を21%から23%へ引き上げ、高級不動産・ガソリン・酒・タバコ課税の引き上げ・・・。

だが国民の反発はきわめて強い。官民合同のゼネストが実施され、アテネの町は「IMF、出てゆけ」のプラカードで埋め尽くされた。協調融資と緊縮政策の決定で第1幕は終了したが、早くも第2幕が始まっている。ポルトガルやスペインも同様の危機に陥るのではないかという疑念が拡大。先週の株価は世界的に急落した。このギリシャ悲劇は、いったい何幕まで続くのだろうか。 


                              (続きは来週サタデー)

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