FC2ブログ
経済に関する話題なんでも。ニュースの分析・批評・解説など。大胆な予想や提言も。ご意見、ご批判は大歓迎です。
経済なんでも研究会
財政と景気は 両立できるのか (Ⅱ)
2010-06-09-Wed  CATEGORY: 政治・経済
◇ 財政再建競争の時代へ = ギリシャの財政破綻が表面化したのは4月下旬、まだ3か月もたっていない。だが世界経済の雰囲気は、そこから一変してしまった。経済の先行きに対する不安の再燃と、財政再建の必要性についての認識が各国で一気に高まっている。G20会議の共同声明も、こうした明らかな変化を如実に反映したものだ。

EUとIMFからの緊急融資を受けたギリシャが、まず厳しい緊縮財政の実施を余儀なくされた。公務員給与のカット、年金制度の見直し、増税などで、今後3年間に300億ユーロの財政赤字を削減する。同様に財政破綻を懸念されたポルトガルとスペインが続く。やや表現は悪いかもしれないが、これら3国はいかにも南欧風の緩やかな財政規律が問題を生む原因となった。

続いて財政再建の大波は、ヨーロッパの主要国へ打ち寄せる。イタリアは2年間で240億ユーロの赤字削減。フランスは歳出の伸びを3年間にわたって凍結。イギリスも財政赤字のGDP比を4年間で半減。そしてドイツまでが4年で800億ユーロの赤字削減計画を打ち出した。これら諸国は景気対策で財政支出を増大したうえに、南欧3国への支援でさらに赤字が拡大してしまったなどの事情による。

アメリカでも、オバマ大統領は任期終了までに1兆3000億ドルの財政赤字を半減させると公約した。だが、そのアメリカもヨーロッパ諸国の財政再建競争に直面して、景気が心配になったらしい。ガイトナー財務長官はG20の出席者に対して「景気対策もしっかりやってほしい」とクギを刺した。そうしたなか日本では、鳩山前首相よりも財政重視派とみられる菅新首相が登場した。


                                    (続きは明日)

    ≪8日の日経平均 = 上げ +17.14円≫

    ≪9日の日経平均は? 予想 = 上げ

          ☆Please click here ⇒ 人気ブログランキング

ページトップへ  トラックバック0 コメント0
コメント

管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
TB*URL
<< 2019/11 >>
S M T W T F S
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30


余白 Copyright © 2005 経済なんでも研究会. all rights reserved.