FC2ブログ
経済に関する話題なんでも。ニュースの分析・批評・解説など。大胆な予想や提言も。ご意見、ご批判は大歓迎です。
経済なんでも研究会
サタデー自習室 -- ギリシャの悲劇 : 日本は? ⑨
2010-06-26-Sat  CATEGORY: 政治・経済
格付け会社の功罪 = まだ尾を引いているヨーロッパの財政・金融不安。その引き金となったのは、ギリシャ国債の格付けが引き下げられたことだった。格付けというのは、債券や株式を発行する会社の経営状態を専門的な目で検討し、その良し悪しを何段階に分けて公表すること。その業務を行なう会社を格付け会社という。

もともとは初めて社債を発行する企業の経営状態を、投資家に知らせる業務から出発した。しかし最近では債券を発行している多数の企業についても、格付けをしている。さらに近年は国が発行する債券、つまり国債にも手を出すようになった。アメリカのムーディーズやS&P(スタンダード・プア-ズ)社などが有名。日本にも数社の格付け会社がある。

投資家にとっては、会社の信用度が一目瞭然なので不可欠の存在。だが格付けを下げられると債券の価格が下がってしまうので、発行会社は重大な危機に陥ることもある。今回はギリシャという国家が、そのピンチに陥った。しかも世界経済を揺るがす大問題にまで発展している。そこでEUは独自の格付け機関を作ったり、民間の格付け会社に対する監督を強化することになった。

S&P社の例をみると、最上級の信用はAAAで表わされ、国債はアメリカ、ドイツ、フランス、イギリスが、この格付けを得ている。日本はやや落ちてAA。中国はA+、韓国はA、ギリシャはBBB+といったぐあい。最も信用度が低いものはDで表わされる。日本の国債も、もし財政再建が進まないようだと引き下げられる可能性が強まっている。


                          (続きは来週サタデー)

    ≪25日の日経平均 = 下げ -190.86円≫

    【今週の日経平均予想 = 3勝2敗】 

         ☆Please click here ⇒ 人気ブログランキング

ページトップへ  トラックバック0 コメント0
コメント

管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
TB*URL
<< 2019/11 >>
S M T W T F S
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30


余白 Copyright © 2005 経済なんでも研究会. all rights reserved.