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経済なんでも研究会
サンデー実験室 = 孫に聞かせる経済の話
2010-08-08-Sun  CATEGORY: 政治・経済
第19章 農業の問題って、なんだろう? ⑥

ことしの夏は猛暑ですが、みんな元気ですか。暑い日が続いているために、ことしは稲の生育も順調で、コメの収穫は豊作になりそうだと予測されています。本来なら豊作は結構なことなのですが、必ずしもそうとは言い切れません。予想される収穫量は848万トン。予想される需要量を43万トンも上回ってしまいそうなのです。

収穫量が需要量を上回ると、在庫が増えてコメの値段は下がってしまいます。このような傾向はずっと続いていて、コメの在庫量は05年の260万トンから、ことし6月には315万トンに増大しました。豊作で在庫はさらに増え、価格はいっそう下がることが心配されています。

21世紀に入ってから、世界のコメの価格はずっと上昇しています。それなのに日本では不作だった03年を除いて、コメの価格は下がりっぱなし。90年ごろと比べると、6割ぐらいの値段に下がっているのです。しかも作付け面積が減り、収穫量は減少しています。それ以上にコメの消費量が落ち込んでいることが原因です。

消費者の立場からみると、コメの値下がりは歓迎すべきことでしょう。しかし、こういう状態が続くとコメを作っても儲からないために、コメを作る農家がますます減ってしまうと考えられます。そうなったら一大事。日本の農業はほかにもいろいろな問題を抱えていますが、なかでもこのコメの問題が最大だと言えるでしょう。


                            (続きは来週日曜日)

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