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経済なんでも研究会
サンデー実験室 = 孫に聞かせる経済の話
2010-08-15-Sun  CATEGORY: 政治・経済
第19章 農業の問題って、なんだろう? ⑦

日本の耕地面積はピークだった1961年の609万ヘクタールから、2009年には461万ヘクタールに減少してしまいました。その減少した耕作地は、いまどうなっているのでしょう。道路や工場用地に変わった土地もありますが、大部分は荒地になったままです。

過去1年以上にわたって作物を栽培せず、さらに今後も数年間は再び耕作する予定がない土地を「耕作放棄地(こうさくほうきち)」と呼んでいます。この耕作放棄地は、平成に入ってから急激に増えてきました。85年(昭和60年)には13万1000ヘクタールでしたが、05年(平成17年)には38万6000ヘクタールに。耕地面積全体の1割近くにも及んでいます。

耕作放棄地が増えた理由を調べてみると、高齢化で土地を耕せる人がいなくなってしまった。作物の価格が下がって利益が出ない。水が足りない。住んでいる場所から遠すぎる。そんな結果が出ています。放棄された土地は林や草地の状態になって、荒れ放題。再び耕地に戻すには2-3年かかると言われています。

1ヘクタールというのは、1万平方㍍の面積。100メートル四方の面積と同じです。05年の耕作放棄地38万6000ヘクタールは、東京の山手線に囲まれた土地の60倍にも当たります。この耕作放棄地を増やさないこと、さらに将来は減らして行くこと。これが日本の農業にとって、大きな問題であることに間違いありません。


                             (続きは来週日曜日)

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