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経済なんでも研究会
中国経済の調整 : むしろ歓迎
2010-08-12-Thu  CATEGORY: 政治・経済
◇ 輸入の減退を世界中が不安視 = 中国経済が調整色を強めている。税関総署が発表した7月の貿易統計によると、輸出額は1455億ドルで前年比38.1%の増加だった。この輸出額は月間として過去最大。一方、輸入額は1168億ドルで前年比22.7%の増加だった。6月の34.1%増に比べると、伸び率は大幅に縮小している。

中国の輸入は、原材料や部品が中心。これを加工し組み立てて輸出している。この輸入が大幅に減退したことは、生産が減速して在庫が増大したことの反映だと考えられる。このため世界中が、中国経済の将来に不安を感じ始めた。お膝元の上海総合だけでなく、東京をはじめ欧米やアジア各国の株価が一斉に下落している。

国家統計局が発表した不動産販売価格も、頭打ち感を強めている。主要70都市の7月の販売価格は、前年比10.3%の上昇だった。これで3か月連続で伸び率が鈍化。前月比でみると、6月の0.1%下落に続いて7月は横ばいに止まっている。

たしかに中国はいま、世界経済を支える太い柱になっている。その減速には注意が必要だ。中国の輸入が減れば、日本の輸出にもブレーキがかかる。しかし中国経済の調整は、中国政府の引き締め政策が効果を表わし始めた結果だ。バブルを早期に退治した方が、中長期的に経済は成長を続ける。そう考えれば、輸入や不動産価格の鎮静化は歓迎すべきことだろう。調整が行き過ぎれば、中国はすぐに景気対策を打ち出す余裕も持っている。


    ≪11日の日経平均 = 下げ -258.20円≫

    ≪12日の日経平均は? 予想 = 下げ

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