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経済なんでも研究会
猛暑が支えた 個人の消費支出
2010-08-31-Tue  CATEGORY: 政治・経済
◇ 不可解な総務省の判断 = 総務省が発表した7月の家計調査によると、2人以上世帯の個人消費支出は平均28万5274円だった。物価の変動を調整した前年比は1.1%の増加となる。ただ増加した原因のほとんどが猛暑の影響。ほかに補助金の期限切れを前にしたエコカーへの駆け込み需要も寄与している。

猛暑の影響で消費が伸びた品目は数多い。たとえば前年比でみると、エアコンが52.2%増、エアコン以外の冷暖房器具が66.8%増。このほか傘が32.9%、帽子が20.3%、アイスクリームが14.0%、ビール・発泡酒が13.2%それぞれ増加した。面白いのは梅干しが19.4%伸びたこと。熱中症に注意したのだろう。

ほかにも冷やし中華などの食品、あるいは電気代なども猛暑効果で支出が増えた。これら猛暑の影響で増えたとみられる支出増加分を合計すると、7月の前年比増加分1.1%にほぼ匹敵する。このほかにエコカー補助金の駆け込み分で、交通・通信費も4.9%増加した。

つまり猛暑効果とエコカー駆け込みがなかったとしたら、7月の消費支出は増えていなかったかもしれない。総務省も一時的な要因が働いたと認めている。にもかかわらず、総務省は個人消費について「緩やかな回復基調にある」と判断したのは不可解だ。猛暑やエコカー駆け込み需要には、必ず反動がある。楽観的な判断を続けていれば、十分な景気対策など打ち出せるはずがない。


    ≪30日の日経平均 = 上げ +158.20円≫

    ≪31日の日経平均は? 予想 = 下げ

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