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経済なんでも研究会
サンデー実験室 = 孫に聞かせる経済の話
2010-09-12-Sun  CATEGORY: 政治・経済
第19章 農業の問題って、なんだろう? ⑪

テレビ・ドラマや映画のなかで、外国の広大な農場を見たことがあるでしょう。地平線まで続く畑で、巨大なトラクターが作物を刈り取って行きますね。それに比べると、日本の田んぼや畑はとても狭い。たとえば農家1戸当たりの平均耕地面積は、日本が2.2ヘクタールです。ところがアメリカは83ヘクタール、フランスは37ヘクタール、ドイツは32ヘクタール。ちょっと比べものになりません。

耕地10ヘクタールで働く人の数は、日本が6.2人です。これに対してアメリカは0.1人、フランスは0.2人、ドイツは0.3人となっています。日本は規模の小さい農家が多く、機械化も遅れているわけです。つまり日本の農業は生産性がかなり低いのです。

日本では戦後の農地改革で、たくさんの農家が自分の土地を持つことになりました。そのときから農地の細分化が始まったと言えるでしょう。1955年(昭和30年)当時の農家数は約600万戸。1戸平均の耕地面積は、わずか0.8ヘクタールでした。

このように農家1戸当たりの耕地面積が狭いこと。これが機械化を妨げ、生産性を上げられない原因となっています。また比較的に広い耕地を持っている農家にしても、耕地が分散している場合も少なくありません。1か所の耕地が0.5ヘクタールぐらい。それが30か所にも分かれていて、いちばん遠い耕地は4キロメートルも離れている。こんな例も珍しくないのです。


                             (続きは来週日曜日)

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