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経済なんでも研究会
サンデー実験室 = 孫に聞かせる経済の話
2010-09-19-Sun  CATEGORY: 政治・経済
第19章 農業の問題って、なんだろう? ⑫

ことしの夏は暑かったですね。ロシアでは干ばつのために小麦が大不作。ロシア政府は小麦の輸出をストップしました。すると世界中で小麦の価格が上昇、日本の輸入価格も上がっています。ですから、みなさんが食べるパンの値段も高くなるでしょう。こんな異常気象は別としても、世界の食料価格はずっと値上がりする傾向にあるのです。

その理由は2つあります。1つは世界の人口が増え続けていること。もう1つは経済状態がよくなってきた新興国の輸入が増大していることです。世界の総人口は間もなく69億人に達します。この人口増加に、食料の生産が追いつけるのかどうか。また新興国の代表である中国は、従来は輸出していた大豆やトウモロコシを最近では輸入するようになったのです。

世界の穀物生産量は、割りに豊作だった09年の場合で22億2000万トン。その年の消費量は21億1950万トンでした。ところが価格は大きく上昇しています。たとえば小麦の国際価格は、2000年に1ブッシェル当たり2ドル91セントだったものが、10年には4ドル55セントと2倍近くに値上がりしました。

非常に大きな問題は、こうしたなかで食料を十分に食べられない人がおおぜいいることです。国連の資料によると、世界では9億人に近い人々が栄養不足の状態に陥っています。また人口の35%以上が栄養不足になっている国は、27か国もあると言います。そのうちの21か国はアフリカの国々だそうです。


                         (続きは来週日曜日)

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