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経済なんでも研究会
生産の低下は、景気下降の兆し
2010-10-01-Fri  CATEGORY: 政治・経済
◇ 踊り場どころではない = 経済産業省が30日発表した8月の鉱工業生産は、前月比0.3%の低下だった。これで生産の水準は、6月から3か月連続の低下となった。出荷も前月比0.5%減少、在庫は0.7%増加している。あまりいい形でないことは、だれの目にも明らかだ。

生産の減少が大きかった業種は、一般機械工業や鉄鋼業など。品目では、反応用機器やアクティブ型液晶素子、普通トラックなど。出荷の減少が大きかった業種は、輸送機械工業や一般機械工業などだった。ここから推測できることは、まず円高の影響が出始めていること。また自動車はまだ減産はしていないが、出荷は減り始めていることなどだ。

問題なのは、予測値も芳しくない点である。9月は前月比0.1%減少、10月は2.9%の大幅な減少見込みとなった。このため経済産業省は、基調判断を従来の「生産は持ち直し」から「横ばい傾向で、先行きは弱含み」に下方修正している。だが、この3か月間の推移をみると「横ばい傾向」というのは、かなり苦しい。

こうした生産の動向を踏まえて、民間エコノミストのなかにも「景気は踊り場へ」と解説する人が多い。しかし過去の経験からすると、生産がこのような状態に陥ると、よほどのことがない限り景気は下降局面に突入する。政府も日銀もその重大な兆候を認識しないと、日本経済はまたまた水面下に沈没する危険性が大きい。


    ≪30日の日経平均 = 下げ -190.03円≫

    ≪1日の日経平均は? 予想 = 上げ

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