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経済なんでも研究会
二極化が止まらない 世界経済 (下)
2010-10-21-Thu  CATEGORY: 政治・経済
 ◇ 悩みはインフレ懸念と通貨高 リーマン・ショックから中国やインドなどの新興国がいち早く立ち直り、続いてシンガポールやマレーシアなどの途上国・先頭グループも経済の拡大期に入った。このため先進国も、大いに助けられている。たとえば日本の場合も8月の貿易統計をみると、アジア向けの輸出額は全体の6割に近い。ASEAN向けは、アメリカ向けの輸出額を上回っている。

だが新興国・途上国側の経済にも、問題が出てきた。その1つはインフレ懸念。各国政府は一様に、物価や不動産価格の高騰に神経を尖らせている。中国もついに金融機関の貸し出し・預金金利を引き上げた。ASEAN諸国のなかでも、金利を引き上げた国が多い。しかし内需が旺盛なうえに海外からの資金流入が大きく、期待したほどの効果は上がっていない。

もう1つの問題は、海外から資金が流入することに伴って、自国通貨の為替相場が上昇してきたこと。たとえばタイ・バーツやフィリピン・ペソは最高値を更新。オーストラリア・ドルは、とうとう米ドルと等価にまで上昇した。韓国ウォンも4か月ぶりの高値を付けている。

先進国はみな景気を浮揚する目的で、金融の超緩和政策をとっている。このため世界的にカネ余りの状態となり、このカネが高金利や株高、不動産高を目指して、新興国や途上国に流れ込んでいる。見方を変えると、先進国の不況が新興国や途上国のインフレ懸念、通貨高を惹き起こしていることになる。やがて新興国・途上国のバブルは崩壊すると心配するのは、取り越し苦労だろうか。
    
    ≪20日の日経平均 = 下げ -157.85円≫

    ≪21日の日経平均は? 予想 = 上げ

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