FC2ブログ
経済に関する話題なんでも。ニュースの分析・批評・解説など。大胆な予想や提言も。ご意見、ご批判は大歓迎です。
経済なんでも研究会
サンデー実験室 = 孫に聞かせる経済の話
2010-12-05-Sun  CATEGORY: 政治・経済
第20章 スマートグリッドって、なんだろう? ⑩

スマートグリッドは日本だけでなく、世界中の国々が実現を目指しています。むしろ見方によっては、アメリカやドイツなどのヨーロッパ諸国の方が、日本より進んでいるのかもしれません。ただ国によって進め方はいろいろ。ある意味では、各国間の競争になってきたと言えます。

たとえばアメリカは、スマートメーターの普及に力を入れています。オバマ大統領も110億ドル(約9200億円)の予算を投じて支援。すでに数100万台のメーターが各家庭に付いて、いまは各種の実験を行う段階にまで達しました。国土の広いアメリカでは3000もの電力会社があり、送電線が長いという事情もあります。電力の効率的な供給という面から、スマートグリッドの導入を考えたとも言えるでしょう。

太陽光発電の普及という面では、いまのところドイツがいちばん進んでいます。住宅用パネルの設置も日本の約3倍、世界で第1位。続いて第2位はスペインで、日本は第3位となっています。ドイツやスペインの成績がいいのは、政府が早くから補助金などを出して支援したため。いまは日本政府も補助金を出して、その差を詰めようと懸命に努力しているところです。

日本がいちばん優位に立っているのは、電池に関する製作技術の部門でしょう。でもヨーロッパ諸国や韓国なども急速にレベルを上げてきており、その差はわずかです。それに世界一のスマートグリッドを実現するためには、スマートメーターや太陽光発電、それに全体を統合する設計能力の面でも、いちばんになる必要があるのです。競争はまだまだ続きます。


                           (続きは来週日曜日)

             ☆Please click here ⇒ 人気ブログランキング




ページトップへ  トラックバック0 コメント0
コメント

管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
TB*URL
<< 2019/11 >>
S M T W T F S
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30


余白 Copyright © 2005 経済なんでも研究会. all rights reserved.