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経済なんでも研究会
10月の鉱工業生産 / その読み方
2010-12-01-Wed  CATEGORY: 政治・経済
◇ 生産の減少幅は小さかったが = 経済産業省が30日発表した10月の鉱工業生産指数は、前月比で1.8%の減少だった。5か月連続の減少だが、事前の予測が平均3.4%の減少だったから「落ち込みはずいぶん少なくて済んだ」というのが一般的な印象だろう。しかも今後の見通しも、11月は1.4%、12月は1.5%の増加になるという。仮にその通りなら、エコカー補助金打ち切りの影響は思ったよりも小さいということになる。

エコカー補助金の反動で、10月の自動車生産は2割ぐらい低下するのではないかと予測されていた。それが輸送用機械工業の生産は10.0%の減少だった。円高にもかかわらず、輸出が10%以上も伸びたためである。そのうえ一般機械や精密機械の生産が増加、さらに家電エコポイントの効果でテレビや冷蔵庫の生産も増加した。

11月は家電エコポイントに対する駆け込みが最高潮に達した。だから家電の生産は、10月より増えるだろう。しかしエコカー補助金の反動は、まだまだ続くに違いない。したがって家電と自動車のウエートを考慮すると、全体としての生産水準をプラスに押し上げるほどの力はなさそうだ。

さらに12月からは、家電エコポイントが半分に減らされた。エコカー補助金の反動に加えて、家電も反動減に落ち込む危険性さえある。それなのに11月に続いて、12月も生産の水準が上昇する可能性はあるのだろうか。どうも10月の速報を見て今後を判断すると、間違えそうな気がしてならない。とりあえずは、12月14日に発表される10月分の確報を見ることにしよう。


    ≪30日の日経平均 = 下げ -188.95円≫

    ≪1日の日経平均は? 予想 = 上げ

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