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経済なんでも研究会
30か月ぶりの 給与増加
2010-12-09-Thu  CATEGORY: 政治・経済
◇ 今後も増えるかどうか? = 新聞やテレビがあまり取り上げなかった10月の経済統計に、所定内給与がなんと30か月ぶりに増加したという調査結果がある。厚生労働省が発表した毎月勤労統計によると、10月の現金給与総額は1人平均で26万8951円。前年同月比で0.6%増加した。このうち所定内給与は24万5518円で0.1%増加したが、この増加は08年4月以来のこと。

所定内給与というのは基本給や家族手当など、サラリーマンが毎月決まって貰える給与。これに時間外や休日出勤手当など、さらにボーナスなど特別に支払われる給与を加えたものが現金給与総額だ。最近の傾向は残業が増えているため給与総額は少し上向いているが、肝心の所定内給与は増加していなかった。

08年4月の所定内給与を調べてみると、平均25万3445円だった。したがって30か月間にわたって減少した結果、当時と比べて10月の所定内給与は7927円も減っていることが判る。給与所得者にとっては、安定した収入である所定内給与の下げ止まりは何よりも歓迎すべき動向に違いない。

だが今後も所定内給与が増加を続けるかどうか。見通しはきわめて不透明だ。エコカーや家電に対する補助金政策の終了と輸出の鈍化で、10-12月期のGDPはマイナス成長が避けられない。10月にわずかな増加を記録したことが、ヌカ喜びに終わる可能性は小さくない。新聞やテレビは、そのことを見越して報道しなかったのかもしれない。


    ≪8日の日経平均 = 上げ +91.23円≫

    ≪9日の日経平均は? 予想 = 上げ

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