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経済なんでも研究会
サタデー自習室 -- 発展段階に入った ASEAN ⑥
2010-12-11-Sat  CATEGORY: 政治・経済
◇ 世界で4番目の経済共同体 = いま世界には、4つの経済共同体が存在している。そのうち最も進化しているのはEU(ヨーロッパ連合=27か国が加盟)で、政治や通貨の面にまで統合を進めている。次いでNAFTA(北米自由貿易協定=3か国)とMERCOSUR(南米共同市場=5か国)。ASEAN(東南アジア諸国連合=10か国)と続く。

経済規模はEUとNAFTAが圧倒的に大きい。GDPを09年の統計でみると、EUが16兆7000億ドル、NAFTAは16兆5000億ドルで、ほぼ拮抗している。NAFTAはアメリカとカナダ、それにメキシコが参加しているためだ。ただ、この2つの共同体を比較してみると、貿易量はEUの方が2倍半も大きい。

ASEANは09年の統計でみる限り、GDPでは他の3グループに及ばない。しかし貿易量ではMERCOSURの3倍に達している。ちなみに輸出入を合計した貿易量はMERCOSURが5400億ドルだったのに対して、ASEANは1兆6000億ドルだった。この貿易量の大きさが、ASEANを発展途上国から新興国に引き上げた原動力になったと言える。

これらの共同体のなかで、ASEANが一番なのは人口の多さ。EUが5億人弱、NAFTAが4億5000万人、MERCOSURが2億7000万人なのに対して、ASEANは5億8000万人。途上国の段階だと人口の多さは経済発展の重荷になりがちだが、発展段階に入ると労働力としても消費パワーとしても大きな強みになる。いま世界がASEANに注目している一因は、そこにある。


                             (続きは来週サタデー)

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