FC2ブログ
経済に関する話題なんでも。ニュースの分析・批評・解説など。大胆な予想や提言も。ご意見、ご批判は大歓迎です。
経済なんでも研究会
日銀短観にみる 景気の状態 (上)
2010-12-16-Thu  CATEGORY: 政治・経済
◇ 景気の落ち込みは浅い? = 日銀は15日、12月分の企業短期経済観測調査を発表した。その内容を紹介しながら、現在の景気動向を描き出してみよう。この調査は日銀が全国1万1000社以上の企業を対象に、各企業の業況や売り上げ・利益・設備投資・雇用などに対する判断を聞いている。3か月ごとに実施しており、今回は11月11日から12月14日の間に行われた。 

いつも話題になるのは、大企業・製造業の業況判断。今回の業況判断指数はプラス5で、前回9月時点の調査よりも3ポイント悪化した。この業況判断指数は、自分の会社の業況が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた企業の割合を差し引いた数値。大企業・製造業の判断指数が悪化したのは、リーマン・ショックの影響を受けていた09年3月以来7四半期ぶり。9月の段階よりも、景気は下降した感触が強いことを示している。

業況指数が悪化したのは、円高の進行とエコカーに対する補助金の終了、それに家電エコポイント制度の縮小が響いたためと考えられる。ただ3ポイントの悪化は、民間の調査会社が事前に予測していた数値よりは小幅だった。また9月の短観では12月の数値がマイナス1 になると予想していたから、それに比べると程度は軽い。景気の現状は落ち込みつつあるが、その程度は割に浅いと言えるのかもしれない。

大企業・非製造業の判断指数もプラス1となり、前回より1ポイント悪化した。製造業より悪化の幅が小さかったのは、おそらく円高による悪影響が少なかったからだろう。また中堅企業や中小企業の判断指数もみな少しずつ悪化しているが、唯一の例外は中小企業・製造業。指数はマイナス12で、前回より2ポイント改善した。それにしても中小企業の判断指数自体の水準は、依然としてかなり低い。


                                 (続きは明日)

    ≪15日の日経平均 = 下げ -6.99円≫

    ≪16日の日経平均は? 予想 = 上げ

          ☆Please click here ⇒ 人気ブログランキング

 

ページトップへ  トラックバック0 コメント0
コメント

管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
TB*URL
<< 2019/11 >>
S M T W T F S
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30


余白 Copyright © 2005 経済なんでも研究会. all rights reserved.