FC2ブログ
経済に関する話題なんでも。ニュースの分析・批評・解説など。大胆な予想や提言も。ご意見、ご批判は大歓迎です。
経済なんでも研究会
情けない 来年度経済の政府見通し
2010-12-28-Tue  CATEGORY: 政治・経済
◇ 成長率は半分に減速する = 政府は22日の臨時閣議で、2011年度の経済見通しを了解した。それによると、来年度の実質成長率は1.5%になる見通し。今年度に見込まれる3.1%の半分に減速する。名目成長率も1.0%で、今年度の1.1%に及ばない。今年度はリーマン・ショックの影響から抜け出してやっとプラス成長になるが、来年度は再び下降気味の経済になるという予想だ。

その予想の内訳をみると、今年度に比べて増加する項目は、住宅投資が0.1%増から5.4%増に改善するだけ。あとは個人消費が1.5%増から0.6%増へ、設備投資が4.9%増から4.2%増へ、輸出は18.7%増から6.2%増へと、みな減速する。ほとんど期待や希望が持てない見通しとなっている。

このうち輸出の減退は、アメリカなど海外諸国の景気回復が遅れるとみているためで、これは仕方がない。だが個人消費の鈍化は、自動車や家電に対する補助政策の反動を見込んだもの。また設備投資の縮小は、政府自らが法人減税に効果がないことを自供した形だ。要するに、景気対策の欠如がこういう見通しとなって現れたと言っていい。

具体的に言えば、来年度予算に景気を押し上げる力が全くないことに問題がある。押し上げ効果のない項目にばかり予算を付け、効果のある項目を削ってしまった。さらに指摘すれば、名目成長率を1.0%としたのは、そうしないと税収が増えず予算が組めなかったからではないのか。とにかく政府自体が、こういう経済見通しを作成したことは情けない。


    ≪27日の日経平均 = 上げ +76.80円≫

    ≪28日の日経平均は? 予想 = 下げ

          ☆Please click here ⇒ 人気ブログランキング


ページトップへ  トラックバック0 コメント0
コメント

管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
TB*URL
<< 2019/11 >>
S M T W T F S
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30


余白 Copyright © 2005 経済なんでも研究会. all rights reserved.