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経済なんでも研究会
サタデー自習室 -- 発展段階に入った ASEAN ⑨
2011-01-08-Sat  CATEGORY: 政治・経済
◇ 中国・アメリカに並ぶ大輸出市場 =ASEANと日本の関係は、このところ急速に強まっている。財務省がまとめた昨年4-9月期の通関統計によると、日本のASEAN向け輸出は5兆0300億円。前年同期に比べて31.4%も増加した。この輸出額は中国向けの6兆5000億円、アメリカ向けの5兆2000億円にほぼ匹敵する大きさだ。一般機械や自動車、鉄鋼などが5割前後の伸びを示している。

一方、ASEANからの輸入は4兆5000億円。前年比25.8%の増加だった。木材などの原料品や液化天然ガスが大幅に伸びたが、なかでも目立つのは医薬品と自動車の輸入が4倍以上も増えている点。これは従来からの原材料輸入だけではなく、日本の企業が現地生産に乗り出したことの反映である。日本とASEANの貿易は、構造的にも変化しつつあると言えるだろう。

日本企業の進出は、いくつかの形態に分けられる。1つはASEAN諸国の経済力が向上したことから、製品の販売増を目指して現地に支店や販売店を作ったり、現地の流通業と協力するタイプ。2つ目は安い労働力に着目して、現地の企業に生産を委託する形態。3つ目は同じくコストを引き下げるために、現地に自分で工場を建てて生産するタイプ。

さらに最近は、ASEAN各国の消費者に適合する製品の製造・販売。たとえば停電の多い地域で売り出す蓄電池付きのテレビなどは、その好例だ。そして鉄道や発電所、港湾施設や製油所など大型のインフラ整備に対する売り込みも目立ち始めた。こうした大規模プロジェクトや現地工場の建設は、やはり大企業によるケースが多い。しかし部品などの委託生産では、中小企業の進出も目立ち始めた。


                         (続きは来週サタデー)

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