FC2ブログ
経済に関する話題なんでも。ニュースの分析・批評・解説など。大胆な予想や提言も。ご意見、ご批判は大歓迎です。
経済なんでも研究会
新車販売台数が 残した教訓
2011-01-12-Wed  CATEGORY: 政治・経済
◇ ことしは日本だけが減少する予想 = 中国、アメリカ、日本、ブラジル、ドイツの順となった。昨年の新車販売台数である。中国は1800万台を超え、2年連続で世界一。アメリカも前年比11%増の1159万台と健闘したが、中国との差は大きく広がった。3位の日本はぐっと下がって496万台。ブラジルが351万台を売り、ドイツの292万台を抜いて4位に浮上した。

この結果に関して、新聞やテレビには中国やブラジルの進出に焦点を当てた解説が多かった。たしかに新興国のパワーは大変なものだから、それはそれでいい。だが日本にとっては見逃せない事実も、ここから浮かび上がってくる。それは中国やブラジルはもちろん、アメリカもドイツもことしの販売台数は増加すると予測していることだ。つまり日本だけが減少の見通しになっている。

景気回復の程度が異なる点も理由の1つだが、最大の原因は補助金政策の反動だろう。エコカーに対する補助金政策は最初にドイツが実施、アメリカと日本が追随した。しかしドイツは09年1月から9か月間、アメリカにいたっては09年8月から1か月あまりで終了している。ところが日本は09年4月から10年9月まで、だらだらと1年半にわたって実施した。

補助金政策はリーマン・ショックで生じた景気の急降下に対処するための、いわばカンフル注射だった。カンフル注射を打ちすぎれば、その反動が怖い。ドイツやアメリカは反動が大きくならないように、補助金政策を早めに切り上げた。しかるに日本は・・・。家電や住宅に対する補助金についても、全く同じことが言えるだろう。政府は長すぎた補助金政策の功罪について、きちんと総括をしておくべきではないか。


    ≪11日の日経平均 = 下げ -30.36円≫

    ≪12日の日経平均は? 予想 = 上げ

           ☆Please click here ⇒ 人気ブログランキング


ページトップへ  トラックバック0 コメント0
コメント

管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
TB*URL
<< 2019/11 >>
S M T W T F S
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30


余白 Copyright © 2005 経済なんでも研究会. all rights reserved.